ケノンと医療脱毛を掛け持ちして組み合わせたら効果的?
家庭用脱毛器で薄くしてから医療脱毛はどうなのか?
この記事では効率的に脱毛を進めたい、コスパも考えたい人に向けてケノンと医療脱毛の併用について解説します。
医療脱毛を完了してからケノンを使い始めたので、その経験をもとに記事を作成しています。
ケノンで薄くしてから医療脱毛は?併用するメリットはあるのか
- 家庭用脱毛器ケノンで薄くしてから医療脱毛ってどうなの?
- ケノンと医療脱毛 デメリットを踏まえた効果的な併用方法
- ケノンと医療脱毛を掛け持ちで併用する場合のメリット
ケノンの後に医療脱毛ってどうなの?
家庭用脱毛器ケノンを先に使用して毛を薄くしてから医療脱毛を受ける方法には一見メリットがあるように見えますが、以下の理由からおすすめされないことがあります。
医療脱毛の効果が低下する可能性
医療脱毛は、毛が濃く太い状態の方がレーザーが反応しやすく、高い効果を得られます。一方で、ケノンを使って毛を薄くしてしまうと以下の問題が生じる可能性があります。
- 毛のメラニン量の減少:ケノンによって毛が細く薄くなると、レーザーがターゲットとするメラニン量が減少し、医療脱毛の効果が下がる可能性があります。
- 必要な回数が増える:毛が薄い状態で医療脱毛を始めると、十分な結果を得るために照射回数が増え、結果的にコストや時間がかさむことがあります。
毛周期を乱す可能性
ケノンを使用することで毛周期が乱れると、医療脱毛の計画が影響を受ける場合があります。
- 不規則な毛の成長:家庭用脱毛器の光が一部の毛に影響を与えると、毛の成長タイミングが変わり、医療脱毛で効率よく成長期の毛を処理するのが難しくなります。
- 施術間隔の調整が難しくなる:医療脱毛は毛周期に合わせて施術を行うことが重要です。ケノン使用による毛周期の乱れがそのスケジュールに影響する可能性があります。
費用と手間が増えるだけのリスク
ケノンを先に使用することで、以下のような無駄が発生することも考えられます。
- ケノンの購入費用が無駄になる:医療脱毛を行う予定がある場合、ケノンの購入費用(約7万円)を追加する必要がなく、医療脱毛だけで十分な効果を得られます。
- 二度手間になる:医療脱毛で永久脱毛に近い結果を目指しているならば、ケノンを使用する段階を省いた方が効率的です。
ケノンと医療脱毛 デメリットを踏まえた効果的な併用方法
ケノンと医療脱毛をどうしても併用したい場合、以下の方法を取り入れることで、デメリットを軽減しながら効率的に進められます。
医療脱毛後の仕上げとしてケノンを使用
医療脱毛の施術が終了し、大部分の毛が処理された後に、照射漏れや産毛などケノンを使用して細かい仕上げを行う方法がおすすめです。
医療脱毛後に残った産毛や気になる箇所にケノン
特に顔や指などのデリケートな部位で、医療脱毛では取り切れなかった毛をケノンで補完する使い方が効果的です。
医療脱毛をしても生えてくる毛はあるので、お手入れとしても使う人は意外と多いです。
夜な夜なセルフ脱毛
— しほ@ライター&英語学習ブロガー (@shi0ch) July 19, 2024
家庭用脱毛器のパイオニア、
ケノンはやっぱりすごいと思う✨
医療脱毛で5回はしたけど、それでも産毛生えるじゃん😨
もう5年くらい?ケノンで年1〜2回お手入れ続けてるけど、全然生えない😊 pic.twitter.com/1ULNwB7rzU
医療脱毛の範囲外の部位にケノンで照射
医療脱毛の全身脱毛コースに申し込んでも、実際には施術対象外となる部位があることがあります。これにケノンを併用することで、そうした範囲外の部位をケアできるメリットが生まれます。
例えば、顔の一部や、VIO、手足の指や甲、うなじなどの部位が全身脱毛コースに含まれない場合があります。
医療脱毛完了後にケノンで補完した体験レビュー
以前に医療脱毛完了後、ケノンを購入し残ってた毛を脱毛しました。
ケノンでヒザ脱毛
剛毛足をクリニックで医療脱毛しましたが当時はヒザ下だけでも高額で、ヒザは範囲外だったので、すねはツルツルになったけど、ヒザは剛毛な毛が残ってるという微妙な状態。ケノンで適当に照射していたところ、かなり薄くなってきました。
ケノンで医療脱毛後の残り毛の剛毛を照射
すねの剛毛を医療脱毛後、たまに生えてくる打ち漏れ?の剛毛な毛をケノンで照射していったところ、気がつけば生えなくなっていました。
ケノンと医療脱毛を掛け持ちで併用する場合のメリット
上記のとおり、医療脱毛の範囲外となる部位や、施術でカバーしきれなかった毛に対して、ケノンを使うことで以下のようなメリットがあります。
全身の隅々まで脱毛可能
医療脱毛が対応しない部位でも、ケノンを使えば自宅で簡単にケアできます。
細かな「打ち漏れ」への対応
医療脱毛は効果が高いものの、「打ち漏れ」や毛の再生の可能性があります。医療脱毛完了後に、家庭用脱毛器を使えば手軽に補完的なケアができます。
コストを抑えられる
医療脱毛で全身に近いケアを求める場合、追加オプションを契約すると費用がかさむことがあります。ケノンを併用することで、トータル脱毛コストを抑えることができます。
産毛へのケアもセルフで対応可能
医療脱毛で効果があまり望めなかった産毛にもケノンの光脱毛でケアすることができます。
ケノンと医療脱毛の併用 家庭用脱毛器だけの違いは?
- ケノンと医療脱毛を併用 vs 家庭用脱毛器だけで脱毛する場合の比較
- 家庭用脱毛器から医療脱毛に移行する期間の目安は?
- エステ脱毛で薄くしてから医療脱毛はどう?
ケノンと医療脱毛を併用 vs 家庭用脱毛器だけで脱毛する場合の比較
家庭用脱毛器ケノンと医療脱毛を併用した場合と、ケノンだけで脱毛する場合を比較しました。
項目 | ケノンと医療脱毛を併用 | ケノンだけで脱毛 |
---|---|---|
効果の速さ | 医療脱毛の効果が早く、併用で残りの毛を効率的に処理できる | 効果を感じるまでに時間がかかる(1年以上の継続が必要) |
コスト | 医療脱毛の高額費用がかかるが、ケノンで補完することで総コスト削減 | 初期費用のみでコスパが良い |
永久脱毛効果 | 医療脱毛が永久脱毛に近い効果を持つため、併用で抑毛効果を補完 | ケノンのみでは永久脱毛はできず、抑毛効果に留まる |
時間の効率性 | 医療脱毛で範囲の大部分を短期間で処理可能。ケノンで部分補完 | ケノンだけだと範囲が広い場合、全体の処理に時間がかかる |
対応できる部位 | 医療脱毛で広範囲を処理し、ケノンで範囲外の部位(指、首など)もケア | 全身をカバーできるが背中やVIOは使いにくい |
痛みの軽減 | 医療脱毛が痛過ぎる場合、ケノンを低出力で併用して痛みを軽減可能 | ケノンは照射レベルを調整することで痛みを緩和可能 |
施術頻度 | 医療脱毛の通院頻度に依存。ケノンで補完時には月1~2回使用 | 最初は2週間または週に1回程度の頻度で継続が必要 |
アフターケアの必要性 | 医療脱毛後の肌ケアが必要。ケノンの使用後も保湿をすること | ケノン使用後はしっかり保湿をすることで肌トラブルを予防 |
効果の長続き | 医療脱毛の効果でほぼ毛が生えなくなる。 | 抑毛効果のため、数ヶ月ごとの定期的な使用が推奨。 |
自分の予算や脱毛の目標、ライフスタイルにあわせて検討するのがおすすめです。
家庭用脱毛器から医療脱毛に移行する期間の目安は?
家庭用脱毛器から医療脱毛に移行する場合、直前の家庭用脱毛器使用から少なくとも1〜2ヶ月空けるのが理想的です。これにより、医療脱毛の効果が最大限発揮されやすくなります。
医療脱毛では毛周期に合わせた施術が行われますが、直前に家庭用脱毛器を使用していると、毛が成長期にない場合があり、脱毛効果が低下する可能性があるからです。
またクリニックでの初回カウンセリングなどを利用して、家庭用脱毛器をいつ使用したかを伝えると、最適な施術タイミングを教えてもらえます。
エステ脱毛で薄くしてから医療脱毛はどう?
エステ脱毛で薄くしてから医療脱毛を行うことは、ケノンの場合と同様に効果が高まるというわけではありません。エステ脱毛で得られる一時的な効果が、医療脱毛の効率を必ずしも高めるとは限らないためです。
エステ脱毛は、毛根や毛乳頭を破壊することができません。その結果、毛が一時的に減少するように見えても再び生えてくる可能性が高く、医療脱毛を受ける際にほぼ同じ回数の施術が必要となる場合があるからです。
具体的には以下のようなデメリットの可能性があります。
費用と時間の無駄につながる可能性
エステ脱毛にある程度費用と時間をかけても、医療脱毛の必要な回数が変わらない場合、結果的にコストが高くなるリスクがあります。
毛周期の乱れの影響
エステ脱毛を挟むことで毛周期が乱れることがあり、医療脱毛の効果が出にくくなる可能性があります。特に、成長期の毛に合わせた照射が難しくなると、医療脱毛の効率が落ちる場合があります。
逆に医療脱毛を完了させてから、残った気になる部分にエステ脱毛を行う行為は、コスト面でメリットがある場合があります。
医療脱毛では細い毛や産毛に対する効果が限定的な場合があり、これをエステ脱毛で補完するのは、医療脱毛を追加で受けるよりも安価になる場合があるなどです。
家庭用脱毛器ケノンで薄くしてから医療脱毛は?併用のメリット・注意点まとめ
- ケノンを使用して毛を薄くすると医療脱毛の効果が低下する可能性がある
- 毛が薄くなるとレーザーが反応しづらくなる
- ケノンによる毛周期の乱れが医療脱毛のスケジュールに影響を与える
- 医療脱毛の回数が増えることでコストと時間がかかるリスクがある
- ケノン購入費用が医療脱毛のみの場合よりも追加負担となる
- 医療脱毛では対応しない部位をケノンで補完できる
- 医療脱毛後にケノンを使用すると産毛や残った毛のケアが可能
- 医療脱毛の「打ち漏れ」をケノンでセルフケアできる
- 医療脱毛完了後のメンテナンスとしてケノンを使うことが有効
- ケノンは痛みが少ないため医療脱毛が苦手な人に一部代替手段となる
- 医療脱毛の範囲外の部位もケノンで脱毛できる利点がある
- ケノンだけでは永久脱毛は難しく抑毛効果にとどまる
- ケノンを使用する場合、医療脱毛との施術タイミングに注意が必要
- ケノンと医療脱毛の併用でトータルコストを抑えることが可能
- 医療脱毛では処理しきれない細かな部分をケノンで補完できる