家庭で気軽に使える家庭用脱毛器が人気ですが、家族全員で共有する場合、どのように選べば良いか迷いますよね。
特に、思春期の子どもや剛毛なメンズなど、毛質や肌質、年齢が異なる家族にとって、安全で効果的な製品を選ぶことが大切です。
今回は、家族みんなで使える家庭用脱毛器を選ぶポイントやおすすめ商品、複数人で使う場合の注意点をご紹介します!
家族で使える脱毛器の選び方4つポイント
家庭用脱毛器とは? 家庭用脱毛器は、光を利用してムダ毛をケアする「光脱毛器」が主流です。家庭用脱毛器を使うことで、脱毛サロンに通わずに、自宅で手軽にムダ毛ケアが可能に。肌への負担を軽減し、自己処理の頻度を減らすことができます。
- 肌質や毛質に合わせた機能があること
- 家族全員で使うなら「照射範囲」と「回数」を重視
- 操作性と使いやすさも重要
- 対応部位と多機能性
1. 肌質や毛質に合わせた機能があること
家庭用脱毛器はセルフケアが基本です。家族それぞれの肌質や毛質に合わせた調節機能がある選ぶことが重要です。特に以下の機能があると安心です。
- 冷却機能: 肌を瞬時に冷やして痛みややけどを軽減。
- レベル調節機能: 個々の肌の状態に合わせて調節可能か。敏感肌の人には低い照射レベルが必要ですが、剛毛な人には強めの照射が効果的です。
- アタッチメントの豊富さ: デリケートな部位(顔・VIOなど)のケアも安全に行える。
- 肌色自動調整機能: 各自の肌色に合わせて適切な照射レベルを自動調整。
2. 家族全員で使うなら「照射範囲」と「回数」を重視
家族で使う場合、使用頻度が高くなるため、照射可能回数や照射範囲の広さが重要です。
- 照射範囲が広いモデル: 全身ケアを短時間で完了させることが可能。
- 照射回数が多いモデル: 家族みんなで長期間使えるため、コストパフォーマンスも抜群。
家族全員で使用する場合、照射回数が多いほど経済的です。照射可能回数が多いモデルを選ぶことで、家族全員が長期間使用できます。
3. 操作性と使いやすさも重要
家族で使う場合、操作が簡単で扱いやすいものが便利です。
- 軽量で持ちやすいデザイン: 長時間の使用でも疲れにくい。
- ガン型や握りやすい形状: 照射しやすく、ケアがスムーズに行えます。
ヘッドが大きく照射範囲が広いと、全身ケアが短時間で完了します。細かい部位には専用アタッチメントやカートリッジ交換で対応できると、使い勝手がさらに向上します。
4. 対応部位と多機能性
顔や男性のひげ、VIOなどのデリケートゾーンに対応しているかを確認しましょう。家族全員が使う場合、幅広い部位に対応したモデルが便利です。
脱毛器によっては、顔やVIOに使用できないものもあるため、事前に確認が必要です。
家族で使えるおすすめの家庭用脱毛器
- ケノン
- ブラウン スキンアイエキスパート Pro7
- パナソニック スムースエピ ES-WG0A
- 家族で使えるおすすめの家庭用脱毛器まとめ
ケノン
特徴
- 照射回数: 最大300万回(レベル1)。カートリッジ交換式で照射回数を増やせるため、長期間使用可能。
- 対応部位: 全身(顔、ヒゲ、VIO含む)に対応。
- カスタマイズ性: レベル調整が10段階あり、個々の肌質や感覚に合わせて調整可能。
- 美顔ケア: 美顔カートリッジを付け替えることで、肌のハリやツヤをケアできる。
家族使用に適したポイント
- カートリッジ交換が可能なので、複数人の家族で使用しても長期間使える。
- 長い照射寿命があり、家族全員で使用してもコストパフォーマンスが抜群。
- 幅広い部位に対応し、男性のヒゲや女性のVIOなど、家族それぞれのニーズに対応。
ブラウン スキンアイエキスパート Pro7
特徴
- 照射回数: 約40万発。全身のケアを行う場合でも十分な回数。
- 対応部位: 全身(顔、腕、脚、ワキ、ビキニライン)に対応。
- スキントーンセンサー: 肌の色を自動で感知し、最適な照射レベルを自動調整。
- 操作性: 軽量でコンパクト。シンプルな操作性で家族全員が使いやすい。
家族使用に適したポイント
- スキントーンセンサーにより、家族それぞれの肌色に応じた安全な照射が可能。
- コンパクトな設計で持ちやすく、年齢や性別を問わず扱いやすい。
- 連続照射が可能で、短時間で全身ケアが完了するため、忙しい家族にも最適。
パナソニック スムースエピ ES-WG0A
特徴
- 照射回数: 約30万発。カートリッジ交換不要。
- 対応部位: 全身(顔、VIO含む)。
- 冷却機能: 「スキンプロテクト冷却」が照射時に肌を保護し、刺激を軽減。
- 美肌ケア: ムダ毛ケアだけでなく、美肌ケアも同時に行える。
家族使用に適したポイント
- 冷却機能があるため、敏感肌の家族も安心して使える。
- 部位ごとに付け替え可能なアタッチメント付きで、顔やVIOなどデリケートな部分にも対応。
- 操作が簡単で、脱毛器を初めて使う方にも扱いやすい。
家族で使えるおすすめの家庭用脱毛器まとめ
家族で使える家庭用脱毛器を選ぶときには、「肌質や毛質の違い」「安全性」「コスパ」「使いやすさ」をしっかりチェックしたいですよね。家族それぞれにピッタリ合った製品を選べば、面倒なムダ毛ケアもグッとラクになります。
例えば、家族の剛毛な脚、思春期の子のデリケートな悩み、パパのヒゲなど、家族みんなのお悩みに1台で応えられる脱毛器があれば、時間もお金も節約できます。
家族みんなに嬉しい脱毛器を見つけて、ムダ毛が気にならない生活を目指しましょう!
家族で脱毛するなら?家庭用脱毛器・脱毛サロン・医療脱毛の比較
項目 | 家庭用脱毛器 | 脱毛サロン エステの光脱毛 | 医療脱毛 |
---|---|---|---|
初期コスト | 約5万~10万円(家族で共有すれば一人当たりの負担減少)。 | 初期費用が少なく分割払い可能なサロンもある。ただし総額は数十万円~になることも。家族全員で通うと費用増加。 | 高額(全身脱毛で約30万~100万円)。家族全員分となるとさらに大きな負担に。 |
ランニングコスト | 照射回数が多い機器なら1つで家族全員が長期間使用可能。 | 人によってかなりの回数通う必要がある。追加施術やオプション費用がかかる場合あり。 | 麻酔などオプション費用が必要な場合も。 |
効果 | 効果を実感するまでに時間がかかる。特に太い毛やVIOには効果が薄い場合あり。永久脱毛ではない。 | 家庭用よりも高出力の業務用機器を使用しており、高い効果を発揮。専門スタッフによる施術で仕上がりがきれい。永久脱毛ではない。 | 医療レーザーによる高出力で最も効果的。短期間で結果が出やすく、特に濃い毛やVIOに適している。永久脱毛効果がある。 |
使い勝手 | 自宅で好きな時間に家族全員で利用可能。忙しくても隙間時間にできる。 ただし、手の届きにくい部位は家族で協力が必要。 | 予約制のためスケジュール調整が必要。手の届かない部位も安心して任せられるが、通う手間がある。予約が取りづらい場合も。 | 医療機関に通う必要があるため、スケジュール調整が必要。手の届かない部位も安心して任せられるが、通う手間がある。予約が取りづらい場合も。 |
痛み | 比較的少ない。ただし、何度も使用する必要があるためストレスを感じることも。 | 部位によっては軽い痛みを感じることもあるが、耐えられる範囲。 | 出力が高いため痛みを感じる場合がある。痛みに敏感な人には麻酔クリームを利用することも可能。 |
プライバシー | 自宅で行うため、人目を気にせずに施術可能。デリケートな部位でも安心。 | 他人に見られることに抵抗がある場合は不向き。 | 医療従事者が対応するため安全だが、施術時にデリケートな部位を見せる必要がある。 |
安全性 | 正しい使い方をすれば比較的安全。肌トラブル時には自己判断が必要。 | 専門スタッフが対応するため、トラブル時にも適切なケアを受けられる。 | 医師や看護師が対応するため最も安全。肌トラブル時にも迅速に対処可能。 |
経済的リスク | 脱毛器が故障した場合の保証が短いと効果が出る前に数万損する可能性 | 倒産リスクがある 過当競争で倒産件数が増えている | サロンよりはリスクが低いが、経営破綻リスクがある |
リスク、安全性についてまとめ
家庭用脱毛器のリスク
- 主に自己管理や効果の限界といった技術的なリスクが中心で、経済的リスクや外部要因による影響は少ない。
- トラブルの責任が自己責任となるため、使い方や機器選びに注意が必要。
家庭用脱毛器は、「自分で手軽にケアしたい」という家庭向けに最適な選択肢ですが、少しだけ注意が必要です。
例えば、使い方を誤ると肌トラブルにつながる可能性があるため、最初は取扱説明書をしっかり確認する必要があります。
また、効果が出るまでに時間がかかることもあり、「やっぱりすぐには減らないなぁ」とモチベーションが下がることも。
ただし、家庭用脱毛器の良いところは、お金のリスクが少ないこと。一度購入すれば追加費用もほとんどかからず、家族全員で使い回せます。効果や使い勝手を考慮しながら、自分たちに合ったモデルを選ぶのがコツです。
脱毛サロンのリスク
- 倒産リスクが最大の懸念点。契約途中で施術を受けられなくなる可能性がある。
- 予約の煩雑さやプライバシーに不安を感じる人もいる。
脱毛サロンは、仕上がりの美しさやプロのスタッフにおまかせできるメリットもありますが、利用する際には気を付けたいポイントもあります。
特に気になるのは、倒産リスクです。「お得なプランだから!」とまとめて契約したのに、途中でサロンが閉店してしまった…なんて話を耳にすることも。信頼できる大手サロンを選び、都度払いなどで契約するのがおすすめです。
また、サロン通いのスケジュール調整や「施術中に人に見られるのがちょっと気になる…」という声もよく聞きます。これが気になる場合、家族で同じサロンを使ってみたり、プライバシーに配慮したサロンを選ぶことで安心感を得られるでしょう。
医療脱毛のリスク
- 高額な費用と通院の手間が主なデメリット。ただし、安全性は最も高い。
- 経営不振による閉院リスクは低いが、契約内容をよく確認することが重要。
医療脱毛は、「早く、確実に、ツルツルになりたい!」という方には非常に魅力的ですが、家族全員で考えるとその費用の高さが最大のハードルになります。
例えば、全身脱毛を複数人分契約するとかなりの金額になるため、分割払いの計画をしっかり立てる必要があります。
また、定期的な通院が必要なので、忙しい家庭ではスケジュール調整が少し大変かもしれません。
ただし、医療脱毛は専門の医療機関で行うため、安全性が高く安心感があります。
クリニックの閉院リスクもサロンほど高くありませんが、事前に解約条件を確認しておくことでさらに安心して通うことができます。
アリシアクリニック破産のように医療脱毛大手が潰れる可能性もあります。
家庭用脱毛器は子供にも使えるのか?
多くの家庭用脱毛器は18歳以上、成人以上を推奨しています。ゆえに使用の際は保護者監督のもと自己責任での使用になります。
子供は成長期にあり、ホルモンバランスが不安定なため、脱毛の効果が大人と同じようには得られないことがあります。
特に第二次性徴期前の子供は、毛の成長が活発であるため、脱毛効果が薄い場合があります。したがって、家庭用脱毛器を使用する場合は、効果を期待しすぎないことが重要です。
子どもの肌はデリケートであるため、どの機種を使う場合でも低出力で慎重にテストしながら使用するのが最も重要になります。
ケノンは子供への使用は?
ケノン公式では推奨を成人からになっています。ただし、出力レベルを調整可能で、低いレベルから始めることができるため、親の管理下で注意深く使用するなら安全性を確保しやすいと言えます。
レベル1などの低出力から試すのがおすすめ。
ケノンには冷却機能がないため、使用前後に保冷剤や冷たいタオルで冷やすと肌トラブルを防げます。
ブラウンスキンエキスパート Pro7の子供への使用
ブラウンの公式ガイドラインでは、一般的に18歳以上を対象としており、子どもへの使用は想定されていません。ただし、スキントーンセンサーや出力レベルの自動調整機能があるため、適切な管理のもとで慎重に使用すれば問題ない場合もあります。
パナソニックスムースエピ ES-WG0Aの子供への使用
パナソニックも公式には成人を対象としており、子どもへの使用については特に記載されていません。しかし、冷却機能や肌ケア機能が充実しており、特に敏感肌への対応力が高いことから、子どもに使う場合にも安心感があります。
子供が使いやすいようなジュニアモードがあるBiiTo2(ビート2)脱毛器もあります。
家族で使える家庭用脱毛器の選び方まとめ
- 家庭用脱毛器は自宅で手軽にムダ毛ケアができる
- 光脱毛器が主流で肌への負担を軽減する特徴がある
- 肌質や毛質に合わせた調節機能があるモデルを選ぶべき
- 冷却機能があると痛みややけどを軽減できる
- 家族全員で使うなら照射範囲と回数が多い機器が重要
- レベル調節機能があると敏感肌から剛毛まで対応できる
- アタッチメントの豊富さで顔やVIOのケアが可能になる
- 照射回数が多い機器は長期間の使用に適している
- 操作性が高く軽量なものは家族で共有しやすい
- 持ちやすいデザインの機器は扱いやすく疲れにくい
- 全身ケアが短時間で可能な広い照射範囲の機器が便利
- 男性のひげやデリケートゾーンに対応したモデルを選ぶべき
- 冷却機能が付属していると敏感肌の人にも安心して使える
- 家族全員が安全に使える肌色自動調整機能が役立つ
- 家族で使う場合はコスパを重視し寿命が長いモデルが良い